三酸化クロム(CrO₃)/無水クロム酸とは
第1類危険物の酸化性固体で、強い酸化力と刺激性を持つ物質です。乙種第1類(乙1)試験では、毒性や皮膚への腐食性といった健康影響と酸化性固体としての性質が同時に問われることがあります。
性状のポイント
- (2) 暗赤色の結晶性薄片または粒状である(厚生労働省「三酸化クロム」個別SDS・外観)
- (3) 水に溶けやすく、強い酸性を示す
- (4) 約250℃で酸化クロム(III)と酸素に分解する
- (5) 可燃性物質や還元性物質と激しく反応し、火災・爆発の危険がある
- (6) 強い酸化力を持つとともに、有機物への腐食性が著しく強い点が特徴
覚え方・ひっかけ
三酸化クロムは「赤褐色」という独特の色が識別の目印になります。また、酸化性固体としての火災危険だけでなく、「毒性・腐食性」という健康影響が同時に強調される点がひっかけです。試験では「酸化性固体=火災危険」という一般的な知識に加えて、この物質特有の「有毒性」を問う問題が出ることがあります。消火は大量注水が原則ですが、皮膚への接触危険性も同時に認識することが重要です。
出典・参考
- 厚生労働省「職場のあんぜんサイト」無水クロム酸(三酸化クロム)SDS(CAS 1333-82-0、2015年改訂)
- 総務省消防庁 危険物の判定に関する資料(消防法上の危険物区分の根拠)
※本解説はAIが上記の政府公表資料等を参考に作成した暫定版です。数値は代表値であり、正確性は要確認です。