硝酸

最終更新日: 2026-07-25

硝酸(HNO₃)とは

硝酸は第6類(酸化性液体)に分類される危険物です。それ自身は燃えませんが、強い酸化力で他の可燃物の燃焼を助けます。

(1) 第6類酸化性液体の指定数量は300kgです。

性状のポイント

  • (2) 無色の液体(濃硝酸は湿った空気中で発煙する)。強い腐食性を持つ。
  • (3) 加熱や日光で分解し、有毒な二酸化窒素(NO₂)を生じる。
  • (4) 多くの金属を腐食するが、鉄・アルミニウムなどは濃硝酸で不動態をつくる(希硝酸には溶ける)。
  • (5) 金や白金は硝酸には溶けません(王水には溶けます)。
  • (6) 木材・紙などの有機物と接触すると発火させる危険がある。
  • (7) 分解を防ぐため褐色びんに入れ、冷暗所で貯蔵する。
  • (8) タンパク質と反応して黄色を呈する(キサントプロテイン反応)。皮膚に付着すると黄色くなり腐食する。

覚え方・ひっかけ

第6類は「不燃性だが強酸化性」がすべての基本。「硝酸自体がよく燃える」という選択肢は誤りです。保管は可燃物・還元剤から離し、容器の腐食にも注意します。

出典・参考

※本問題・解説は上記の政府公表資料等を参考に作成しています。数値は代表値であり、製品や条件により幅があります。

硝酸に関する問題