過塩素酸(HClO₄)とは
無色~淡黄色の液体で、最強の酸化力と腐食性を持つ無機酸です。第6類(酸化性液体)に分類され、乙種第6類で最重要物質の一つです。通常は72~73%水溶液として取り扱われます。
性状のポイント
- (2) 無色の発煙性の液体。濃度が高いほど危険性が増します。
- (3) 水との反応で多量の熱を発生することがあります。
- (4) 非常に強い酸化力を持ち、可燃物と混合すると火災・爆発のおそれがあります。
- (5) 強い腐食性があり、多くの金属を侵して引火性・爆発性の水素を生じます。濃度が高いと有機物や紙にも接触点から黒変・着火させます。
- (6) 加熱すると爆発・分解して有毒で腐食性のフュームを生じ、濃度72%超では不安定です。
- (7) 密栓して冷暗所に貯蔵し、可燃物・有機物との接触を避けます。
覚え方・ひっかけ
過塩素酸は「塩素を含む酸」ですが、これは塩酸(HCl)とは別の物質。試験では「過~」という接頭語がつく物質(過酸化水素・過酢酸・過塩素酸)を全て第6類と結びつけやすいひっかけが出ます。ただし過塩素酸は最強の酸化力を持つため、第6類の代表格として強調されることが多いです。
出典・参考
- 厚生労働省「職場のあんぜんサイト」過塩素酸 GHSモデルSDS(CAS 7601-90-3)(2019年改訂版)
- 同SDS:強酸化性・腐食性に関する危険有害性情報
- 総務省消防庁 危険物の判定に関する資料(消防法上の危険物区分の根拠)
※本解説はAIが上記の政府公表資料等を参考に作成した暫定版です。数値は代表値であり、正確性は要確認です。