ハロゲン間化合物

最終更新日: 2026-09-03

ハロゲン間化合物(例:BrF₃、BrF₅、IF₅など)とは

異なるハロゲン元素同士が化合した物質の総称です。消防法上の第6類には、政令で定める液体のハロゲン間化合物が含まれます。試験対策では、反応性の順位を暗記するより、水との反応、常温付近での状態、酸化性、消火方法などの個別性状を区別します。

性状のポイント

種類別の性状比較

試験では、三フッ化臭素・五フッ化臭素・五フッ化ヨウ素について、個別の性状や水との反応を組み合わせて問われることがあります。

物質化学式区別しやすい性状水との反応
三フッ化臭素BrF₃常温付近で液体。沸点は約127℃激しく反応し、フッ化水素等を生じる
五フッ化臭素BrF₅沸点は約41℃で、比較的気化しやすい激しく反応し、フッ化水素を生じる
五フッ化ヨウ素IF₅融点は約9.4℃で、低温では固化しうる激しく反応し、フッ化水素を生じる

三物質を一列の「反応性ランキング」で覚えるより、BrF₃は常温付近の凝固・沸点、BrF₅は低い沸点と広範な反応性、IF₅は約9.4℃の融点と水反応性というように、確認できる個別性状で区別します。

覚え方・ひっかけ

  • 「第6類だからすべて注水できる」とは考えず、ハロゲン間化合物の水反応性を個別に確認します。
  • 五フッ化臭素の「最も反応性が高い」といった順位暗記は採用せず、厚生労働省SDSで確認できる広範な元素との反応性を押さえます。
  • 五フッ化ヨウ素は融点が室温に近いため、温度によって液体・固体の扱いが変わりうる点も区別材料になります。

出典・参考

ハロゲン間化合物に関する問題