ジエチル亜鉛(Zn(C₂H₅)₂)とは
第3類(自然発火性物質及び禁水性物質)に属し、乙種第3類で重要な有機金属化合物です。無色の液体で、空気と水の両方に対して極めて高い反応性を持ち、自然発火のリスクが非常に高い物質です。
(1) 第二種自然発火性物質及び禁水性物質に当たり、指定数量は50kgです。
性状のポイント
- (2) 無色の液体である。
- (3) 空気に触れると自然発火する。自然発火性は極めて高い。
- (4) 水やアルコールと激しく反応して、可燃性のエタンを発生する。
- (5) ジエチルエーテルやヘキサンなどの有機溶剤に溶ける。
- (6) 容器に窒素などの不活性ガスを封入して密栓し、空気や水分との接触を断って貯蔵する。
- (7) ハロゲン化物消火剤とは反応して有毒ガスを生じるため使用できない。
- (8) 消火には乾燥砂や粉末消火剤を用いる。
覚え方・ひっかけ
ジエチル亜鉛はアルキルアルミニウムと似た「有機金属化合物の液体」で、「空気に触れただけで燃える」レベルの自然発火性を意識することが重要です。水との反応で出るガスはエタンで、水素(ナトリウム等)やアセチレン(炭化カルシウム)との取り違えが定番のひっかけです。ハロゲン化物消火剤が使えない点もアルキルアルミニウムと共通で、消火は乾燥砂・粉末消火剤によります。貯蔵は不活性ガス封入が必須です。
出典・参考
- 厚生労働省「職場のあんぜんサイト」では、ジエチル亜鉛(CAS 557-20-0)の個別モデルSDSを確認できなかったため、検索一覧へのリンクは掲載していません(2026-07-15確認)。
- 総務省消防庁 危険物の判定に関する資料(消防法上の危険物区分の根拠)
※本解説はAIが上記の政府公表資料等を参考に作成した暫定版です。数値は代表値であり、正確性は要確認です。