アセトアルデヒド(CH₃CHO)とは
第4類(特殊引火物)に分類され、乙種第4類試験で頻出です。引火点・沸点がともに非常に低く、常温で容易に気化します。燃焼範囲が極めて広く、貯蔵条件が厳格に定められています。
性状のポイント
- (2) 無色の揮発性液体で、刺激臭がある。
- (3) 引火点は約 **−39℃**と極めて低い。
- (4) 沸点は約 **20℃**と低く、常温で容易に気化する。
- (5) 液比重は約0.78で水より軽い。
- (6) 蒸気は空気より重い(蒸気比重約1.5)。
- (7) 水に任意の割合で溶ける。
- (8) 燃焼範囲は **4.1〜55vol%**と極めて広い。
- (9) 酸化されると酢酸になる。
- (10) 貯蔵の際は容器に窒素などの不活性ガスを封入する。
- (11) 銀・銅・水銀などの金属と反応して爆発性の物質を生じるおそれがある。
覚え方・ひっかけ
アセトアルデヒドは二硫化炭素・ジエチルエーテルと同じ特殊引火物ですが、水に任意の割合で溶ける点が二硫化炭素との大きな違いです。「沸点約20℃=夏の室温で沸騰しうる」「燃焼範囲約4〜60vol%=極めて広い」が頻出。貯蔵は不活性ガス封入・銅などの金属容器は避ける、という条件もセットで覚えましょう。水溶性なので消火には耐アルコール泡を用います。
出典・参考
- 厚生労働省「職場のあんぜんサイト」アセトアルデヒド SDS(CAS 75-07-0、2015年改訂)
- 総務省消防庁 危険物の判定に関する資料
※本問題・解説は上記の政府公表資料等を参考に作成しています。数値は代表値であり、製品や条件により幅があります。