灯油

最終更新日: 2026-07-25

灯油とは

灯油は第4類 引火性液体のうち第2石油類(非水溶性)に分類される代表的な危険物です。乙種第4類(乙4)・丙種の学習で必ず問われます。第2石油類引火点21℃以上70℃未満の液体で、灯油の引火点は40℃以上です。

(1) 第2石油類・非水溶性液体の指定数量は1,000Lです。

性状のポイント

身近な製品・市販形態

  • 石油ストーブ・石油ファンヒーター・石油給湯器の燃料。GS、ホームセンター、冬季の巡回販売車で買える。
  • 荷姿はポリタンク(18L・20L)が一般的。灯油は第2石油類引火点が40℃以上あるため、ガソリンと違って金属製以外の容器での運搬が認められている。日光による劣化を防ぐため、赤・青などに着色した不透明の容器が使われる。
  • セルフのGSには灯油・軽油用の注油設備が置かれ、客が自分で容器へ詰め替えられる。ガソリンは従業員が詰め替える点との差が、そのまま危険物の分類の差になっている。
  • 灯油を「経年劣化した古い灯油」として翌シーズンに持ち越すと変質して不完全燃焼の原因になるため、シーズン内に使い切る運用が推奨される。

覚え方・ひっかけ

灯油は「第2石油類」であり、引火点の高さが第1石油類ガソリンベンゼントルエンなど)との区別点です。常温では引火しにくいものの、「霧状・しみ込みなら引火点未満でも引火する」「ガソリン混入で危険性が急増する」がひっかけの定番。水より軽く水に不溶なので、注水消火は不適切で、泡・粉末・二酸化炭素消火剤が適切です。

出典・参考

※本問題・解説は上記の政府公表資料等を参考に作成しています。数値は代表値であり、製品や条件により幅があります。

灯油に関する問題