リチウム

最終更新日: 2026-09-03

リチウム

消防法上の法定品名「アルカリ金属(カリウム及びナトリウムを除く。)及びアルカリ土類金属」に該当する金属で、第3類(自然発火性物質及び禁水性物質)として扱われます。アルカリ金属の中で最も軽い金属です。

(1) リチウムの指定数量は性状試験による区分が第一種なら10kg、第二種なら50kg、第三種なら300kgです。リチウムだから一律50kgではありません。例えば99.9%のリチウムrod製品には第一種自然発火性物質及び禁水性物質と表示された例があります(総務省消防庁「消防法別表第一」、Sigma-Aldrich リチウムrod製品情報)。

性状のポイント

  • (2) 銀白色の軟らかい金属で、金属の中で最も密度が小さい(比重約0.53で水より軽い)。
  • (3) 水と反応して水素を発生するが、ナトリウムやカリウムに比べると反応は穏やかである。
  • (4) 炎色反応は深赤色(紅色)を示す。
  • (5) 空気中の水分と徐々に反応するため、ナトリウムやカリウムと同様に灯油などの保護液中に保存する。

消火方法

  • (6) 注水は水素発生のため厳禁。乾燥砂や金属火災用粉末消火剤で窒息消火する。

出典・参考

※指定数量は物質名だけで固定せず、消防法令上の性状区分を確認します。

リチウムに関する問題